行列の積｜scilab入門

今回は行列の積について実際に計算してみました。
簡単な計算でも実際計算してみないと、その結果があっているかわからないことが多々ありますね。

簡単な例題があって、それを実行してみてこの手法が合っているということがわかります。　

行列 A, Bを次のような要素を成分とする3行3列を

とすると、行列の積AB は行列 A の行方向の要素と行列 B の列方向の要素を掛け合わせ

のように表されます。
silabでは行列 A,B の積は「*」を用いて

C = A * B

のように表されます。

例として次の行列を計算することにします。

A=[ 2 3 4; 5 6 7; 1 8 9]
B=[ 1 2 3; 2 3 6; 3 4 5]

C=A*B

—>A=[ 2 3 4; 5 6 7; 1 8 9]
A =
2. 3. 4.
5. 6. 7.
1. 8. 9.

–>B=[ 1 2 3; 2 3 6; 3 4 5]
B =
1. 2. 3.
2. 3. 6.
3. 4. 5.

–>C=A*B
C =
20. 29. 44.
38. 56. 86.
44. 62. 96.

のようになります。
解散した結果は、次のようになります。

プロフィール窓を作成して、サイトをもっと見やすくしていきたいと思っています。
実際に実行してみて、自分なりにデータを作成して計算をして見ることを勧めます。