数値解析と制御のためのScilab入門

数値解析と制御のためのScilab入門では、行列、微分方程式、制御などの基礎的な計算を紹介しています。また、計算結果をScilabを用いたグラフィック表示による可視化について紹介しています。

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多項式が有利式の場合の計算

   

フリーのシュミレーションソフトscilabを用いて色々な計算ができます。
常にバージョンアップがなされソフトが進化しています。


多項式が有理式の場合についてす。


多項式が有理式の場合の計算には、numer,denom を使用します。また、多項式 poly を用いて、有利式の計算や簡単化、微分などもできます。


有理式を扱う場合には のように表せます。分子を求める場合にはnumerを、分母を求める場合にはdenomを用います。

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計算例

 例として、多項式の分子の根が1,2の場合の有理式を求めることにします。
次のようなプログラムを実行すると得られます。

1. A=[ 2 3; 4 1];
2. p1=poly( [1 2],’x’);
3. p2=poly(A,’x’);
4. p=p1/p2
5. numer(p)
6. denom(p)

–>p=p1/p2
p =
2
2 – 3x + x
———-
2
– 10 – 3x + x

プログラムの説明

1行目は行列Aの要素を示しています。
2行目は多項式p1を計算します。根がpoly( [1 2],’x’)は、変数がxで根が1,2であることを示しています。
3行目はAの多項式を計算します。poly(A,’x’)は、行列Aの多項式の変数がxであることを示しています。
4行目ではp1/p2で有理式の計算を行っています。
5行目はnumerで有理式の分子を計算しています。
6行目はdenomで有理式の分母を求めています。

表示は、定数項から次元の高い次数へと表示されます。


 - 数値計算

        

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