ifによる分岐と関係演算子・論理演算子
繰り返し処理に if による分岐と関係演算子・論理演算子 を用いることにします。
if 命令は論理式を評価し,その値が真の時に 一連の命令を実行します。一般的には
if 条件式 then
命令1
else
命令2
end
のようになります。条件式は関係演算子や論理演算子を組み立てて使用します。表5.1は関係演算子を示したものです。また、表5.2は論理演算子を示したものです。
表1 関係演算子
> より大きい
>= 以上
== 等しい
< より小さい
<= 以下
~= 等しくない
表2 論理演算子
& 論理積
| 論理和
~ 否定
ifによる分岐と関係演算子
例として,1から20の和が55より大きくなったら、ループから抜け出して終了するものとします。ループから抜け出す場合にはbreakを使用し、ifの終わりを示すendには“,”を付けておくとforの終わりのendと区別をつけやすので “end,“としてあります。
s=0;
s=0;
for i=1:20;
s=s+i;
if s > 55 then
break;
end,
end
s
sの和が55より大きくなったらループから抜け出して終了する。
sの和が66になると終了となります。
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