scilabのエディター SciNoteの使用
プログラムの作成に「SciNoteを起動」を使用するととても便利です。プログラムのステップ数が多くなるとエディターが必要です。そこで、scilabのエディターを使用することにします。
【利点として】
1.プログラムを補腎する場合の拡張子が気にならない
2.エディターから実行できる
scilabの左上のアイコンにマウスのカーソルを置くと「SciNoteを起動」と表示されます。
「SciNoteを起動」をクリックするとエディターが開きます。エディターで作成したプログラムを保存して使用することができます。
この保存したプログラムをscilabのコンソールから実行できるのでとても便利です。特にプログラムを作成している場合には、デバックをしながら利用することができるので作業も効率的です。
エディターはメモ帳または、他のエディターを利用しても構いませんが、ファイルを保存する場合に拡張子「.sce」を付けることを忘れないようにして下さい。
例としてsinのグラフを表示することにします。
エディターに次のように入力します。
X=[0:0.2:2*%pi]’;
Y=sin(X)’;
plot(X,Y,’–r*’)
上のプログラムを入力すると、図のようになります。
実行するのところで、「ファイルを実行(出力あり)」をするとファイルが保存されずに結果だけが表示されます。
バグが無ければ図のようなsinのグラフが表示されます。
scilabの画面は図のようになります。
如何ですか、表示ができたかと思います。
本サイトでは、効率的なプログラムよりも、sin等のグラフを表示ることを目的としています。
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